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WEB連載 プログラミング基礎講座

テキスト言語で目指せスーパープログラマー!

文・塩野祐樹2017年4月10日更新

ビジュアルプログラミング言語やロボットを使ったプログラミングに慣れたら、テキスト言語にステップアップ! 文字や数字だけでプログラムを組むテキスト言語は、ビジュアル言語より複雑で高度なプログラムを組むことができる。その分、使いこなすのは難しいけれど、つくれるものの幅がぐっと広がるぞ!

とはいえ、テキスト言語にはたくさんの種類があるので、どれを選んでいいかわからない人もいるだろう。そこで今回は、いま幅広く使われている人気のプログラミング言語を、アプリやゲーム製作など、使用目的ごとに紹介していこう。

スマホアプリ製作

iOS向けアプリSwift、Objective-C

Android向けアプリJava

スマホアプリ製作

PC向けのゲームやアプリ

C#、C++、Unity Script

PC向けのゲームやアプリ

ウェブアプリ開発

HTML、CSS、JavaScript、PHP、Ruby、Python

ウェブアプリ開発

企業や銀行などのシステム開発

Java、C#、COBOL

OSや組み込みシステム

C、C#、アセンブリ

企業や銀行などのシステム開発

プログラマーとして世界デビュー!
スマホアプリ製作

言語

iOS向けSwift、Objective-C

Android向けJava

言語

スマホには、iOS(iPhoneやiPad)とAndroidという2つのOSがある。それぞれ、アプリをつくるための言語が違うので注意しよう。

iOS向けのアプリをつくるには、SwiftやObjective-Cを使う。Swiftは、2014年に発表された新しい言語で、それまで使われていたのがObjective-Cだ。これから始めるなら、Swiftがいいかな。新しい言語なので、ほかの言語のいいところや便利な機能を集めてつくられた言語なんだ。

アプリの製作には、Appleから無料で手に入れることができる開発環境Xcodeが使える。さっそくダウンロードして、アプリ製作をスタートだ!

Android向けのアプリ製作用にはAndroid Studioという開発環境が、こちらも無料で手に入る。使われている言語はJavaだ。

Javaは、大きな会社の業務用システムでも使われている言語で、プログラミング言語人気ランキングでも上位の常連。アプリ製作専用の言語というわけではないので、将来プログラマーになりたい!って思っている子は、使えるようになっておいても損はないかも。

アプリをつくったら、世界中に向けて公開だ! 多くの人が使ってくれるアプリをつくれば、一躍、人気プログラマーの仲間入りも夢じゃない!?

本格的なアプリケーションもお手の物?
PC向けのゲームやアプリ

言語

C#、C++、Swift、Objective-C、Unity Script

言語

スマホやタブレットではなく、PC向けのアプリケーションだってつくれるぞ。

Windows向けのアプリをつくるには、マイクロソフトが無料で配っているVisual Studioという開発環境がオススメ。言語は、C#やC++を使っている人が多いよ。C#は、2002年にリリースされた比較的新しい言語で、それまでの言語の欠点をなくして、わかりやすい言語にしようという工夫がされている。Javaに似ているのも特徴だ。ちなみにVisual Studioを使うと、iOSやAndroid向けのアプリをつくることもできるよ。

AppleのOS X向けのアプリは、iOSアプリと同じく、Xcodeでつくることができる。iOS向けのアプリをつくったあとは、さらにOS X向けのアプリ開発にも挑戦しちゃう?

3Dゲームをつくることができちゃうのが、Unityという開発ツール。Windows、Mac、iOS、Androidなど、さまざまなOS向けのゲームをつくることができるんだ。しかも無料で使えちゃう! 使う言語はC#や、独自の言語であるUnity Script。ゲームで遊んだあとは、自分でつくることにもチャレンジ!

インターネットで便利なサービスを提供する
ウェブアプリ開発

言語

HTML、CSS、JavaScript、PHP、Ruby、Python

言語

ウェブサイト上で動き、ウェブブラウザーから利用するのがウェブアプリだ。

まず、いちばんの基本になるのがHTML。これは、ウェブサイトに表示させる文字や画像、動画や音楽などの要素を指定するもので、いわば、ウェブサイトの骨格をつくっている言語だ。HTMLで指定した要素の位置や色などを決めて、見た目よくレイアウトするために使うのがCSSだ。HTML+CSSでウェブサイトの見た目がつくられているよ。

HTMLでつくられるウェブサイトは、基本的には動きのないページだ。そこに動きをつけるのが、JavaScriptだ。クリックするとポップアップするとか、ポインターを重ねるとメニューが広がって表示されるといった動作ができるようになるんだ。一時はほとんど使われなくなっていたんだけど、GoogleマップなどのサービスでJavaScriptが使われるようになり、ふたたび注目されるようになった。ちなみに、名前の似ているJavaとは、まったくの別物だよ。

通販サイトなどでは、ブラウザーがサーバーとデータをやりとりすることがある。こうしたときに使われるのがPHP。ウェブサーバーやデータベースなどと組み合わせて、よく使われているよ。ほかにも、日本人のまつもとひろゆきさんが開発したことで知られているRubyや、AIや機械学習などの分野でも使われ、注目を集めているPythonという言語もあるぞ。

お仕事で活躍する言語たち
システム開発、OS開発など

言語

Java、C、C#、COBOL、アセンブリ

言語

最後は、みんなが将来プログラマーになったときに、仕事で携わるかもしれない分野のお話だ。

大きな会社や銀行では、独自のシステムが構築されている。そこで使われているのが、Java、C#、COBOLといったプログラミング言語だ。JavaやC#はアプリ製作などでも使われるので、身近な言語といえるかもしれないけど、COBOLは銀行のシステムで主に使われている言語で、一般的にはあまり使われない言語だ。

C言語は、1972年に登場して以来、いまでも広く使われているプログラミング言語。C++やJavaなど、多くの言語に影響を与えていて、現在のプログラミング言語の基礎になっているといってもいいかもしれないね。だから、C言語からプログラミングを勉強したっていう人も多いんだ。いまでも、ゲーム、システム、OSなど、幅広い分野で利用されているよ。

アセンブリ言語というのは、とても古い言語だ。じつはコンピューターは、私たちが組んだプログラムをそのまま理解できるわけではない。コンピューターが理解できる機械語に翻訳(コンパイル)しなければいけないんだ。人間が読んでわかるプログラミング言語と、コンピューターが理解できる機械語の、ちょうど中間くらいにあるのがアセンブリ言語だ。ちなみに、C言語やJavaなど、人間が読んでわかるものは「高水準言語」、機械語やアセンブリ言語は「低水準言語」と呼ばれているよ。

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